南極のボストーク湖で何が起きた? - 並木伸一郎のMYSTERY TODAY
極寒の南極で消息を絶った科学者チームにまつわる謎が深まっている。ボストーク湖は、厚さ1600メートルという氷の下に閉じ込められた氷底湖だ。その湖水は2000万年以上大気と触れていない。
「ロシア北極/南極研究所(AARI)」が、ドリルによる掘削でこの湖の水質調査を試みている。湖水があるのは地表から3900メートルあまりの場所で、作業に当たっていたAARIチームは、他の国から派遣された調査隊と行動を共にしていた。しかし、ボストーク湖の解明が進む中、突如として彼らとの交信が途絶えてしまったのだ。
彼らに何が起きたのか?
どのような影響が人間に環境を持ってい
南極からの交信が途絶えてから6日間、世界は息を潜めながら彼らの無事を祈っている。AARIチームは冬季が近づく中、作業のピッチを上げているのだろうか。南極はあと数週間で冬を迎える。気温は2倍低くなるという。ボストーク基地は、マイナス89.4度という地上で最も低い気温を記録した地点だ。
たとえ交信が途絶えていても、必ずしも最悪の事態を心配する必要はないという。南極で調査活動を行う科学者は、イリジウム衛星電話を携行している。南極では電波が届かない地点もあるし、AARIチームが技術的な問題に直面している事態も考えられるという。または発見した事実を公表しないまま母国に向かっているのかもしれないという見方も出てきている。
ジェーン·グドールは、何をした
ボストーク湖には、地表の生命活動との直接的な接触が遮断され、「完全に孤立した」生態系が存在することがわかっている。かつてNASAは、そこが木星の衛星エウロパとよく似た環境にあると注目し、本格的な調査を計画したことがあった。だが、ミステリアスな現象と事件が起こり、突然、計画が中止になったといういきさつがある。
実は、ボストーク湖には謎がある。
地震があなたはそれを感じました
2000年夏、空中調査で、ボストーク湖で発生した変則的な磁気活動が発見された。原因は、巨大な金属の堆積によるものと推定された。自然界にそんなものは存在しない。当然、人工物ということになる。同年12月のこと。マクマード基地に急病人が多数搬送されるという事件が起こった。なんと彼らは"放射能被曝"をしていたのだ。しかも急病人たちは、その磁気異常を探査していたスタッフだったのだ。つまり、彼らが湖に向かってドリルで掘削中、突然、「有害な放射能物質」に遭遇したというのだ。
情報では湖畔に人工の構造物があり、それが放射能を放出、磁気異常の原因となったともいわれている。ボストーク湖からは、そうしたミステリアスな話が過去にもたらされているのだ。
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