かめちゅう☆げんきでチュウ☆
六甲山は、古代、むこうやま(向山)と呼ばれていました。
あの武庫川も、じつは、むこうがわ(向川)なのです。
各地に向山と呼ばれる山がありますが、古くからの神聖な山に多い名です。
未確認飛行物体の飛来地でもありますが、
不思議なことがよく起こる、ちょっとしたミステリースポットです。
標高1000メートルもないこの山は、多くの観光客でにぎわう人気の山です。
軽い気持ちで、登山客も訪れますが、
毎年、かなりの人が道に迷い、遭難寸前になる危険な山でもあります。
遭難事故で死亡する人も過去5年で10人にのぼります。
2年ほどまえ、六甲山でバーベキューをした西宮市職員が、
下山するとき道に迷い、遭難する事故がありました。
10月とはいえ、山頂の気温はほぼ青森と同じで、夜はかなり冷え込みます。
山道を踏み外し、骨盤骨折で身動きがとれなくなりました。
どのような環境は、時間の経過とともに変更できますか?
少量の水分をとり、二日ほどは意識はあったものの、
寒さと空腹で、気を失います。
その後、この人は、救出されるのですが、
それまで3週間、そのまま倒れた状態でした。
見つかったとき、低体温症による仮死状態でした。
ごく浅い呼吸があり、一分間で50回ほどの弱い心拍がありました。
中心体温は22度で、死亡ぎりぎりのところでした。
50日の蘇生措置がとられましたが、おどろくべきことは、
ほとんど後遺症もなかったことでした。
よく、冬場の水難事故でおぼれた子供が助かるケースはままあります。
低体温状態は、心肺停止による脳組織の破壊をふせぐことがあるようです。
しかし、この絶食、低体温で20日以上生存することは、
それまでの医学的常識を覆す、まさに不思議な事件でした。
冬眠するほ乳類も少なくありませんが、人にも潜在的に
それに関わるような能力が眠っている可能性が高そうです。
気温が下がり、冬眠スイッチの入ったヘルマンリクガメは、
じょじょに食事を減らしていき、代謝を下げつつ、お腹をからにします。
それは、休眠中には胃腸も活動しなくなりますから、
何かが残っていたりすると腐敗が起こり致命傷となるからです。
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そして、その後、穴を掘り、気温の安定した地中で、本格的に体温を下げていきます。
最終的には、摂氏5度くらいを維持します。
この温度は、ほぼ家庭の冷蔵庫と同じ温度だそうです。
雑菌類がほぼ活動を停止する温度なのです。
生ものを保存する最適な温度なのです。
それから、代謝の下がった状態で、体内に蓄えていた脂肪を少しずつ利用して、
最低限の生命維持を行い、冬を越します。
免疫力の落ちた体の弱い個体や、体に比較して体重の軽い個体は、
冬眠させてはいけないと、あります。
冬眠で危険なのは、体温を下げていく過程で、
体の抵抗力は落ちつつ、病原菌はまだ活動している温度帯を
しばらく通過しなければならないからです。
また、冬眠中に脂肪を使い切ってしまうことは、死を意味します。
ほ乳類と爬虫類では、具体的な冬眠メカニズムは異なるでしょうが、
おおかたの原理は近いものでしょう。
リスなども、5度から10度くらいのあいだまで体温を下げているようです。
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西宮職員は、意識のある2日の間で、腸内もきれいになっていたのではないでしょうか。
血糖値も下がり、体温も下降する過程で、隠された代謝コントロールのスイッチがはいり、
体内の脂肪で全身の組織を維持するシステムが働いたとしたら。
季節にも恵まれました。
霜柱も立つような氷点下では、さすがにもたなかったでしょう。
まあ、カエルの一部には、全身凍っても蘇生する種があるそうですが、
通常、細胞内の水分が凍れば、冷凍肉が解凍時にドリップが出てしまうように、
組織が破壊されてしまうので、冬眠どころか、生存じたい不可能なのです。
ちなみに、10月末の青森を調べると平均気温は10度、平均最低気温は5度でした。
外気温だけ見れば、冬眠には理想的なものでした。
さて、かめちゅうの冬眠問題です。
ともあれ、湿度と換気問題をクリアすれば、
冷蔵庫でかめちゅうの冬眠もできそうです。
日本の冬、外で冬眠させると凍らせてしまう危険性があるので、
かえって安全なんじゃないかしら。
冬眠と冷蔵庫で検索したら、いいものが出てきました。
イギリスに住むニーリーおばさんは、超有名人。
家庭の大型冷蔵庫で75匹の陸ガメを冬眠させています。
写真を見ると無造作にカメがそのまま入れられてる。
ギリシャか、ヘルマンね。こりゃすごいわ。
20年もこれでやってるそうです。
呼吸は一分に一回まで少なくなってるそうで、一日一度、
大型冷蔵庫のドアを開ければいいそうです。
いがいと、おおざっぱね。
うちの冷蔵庫だったら、野菜室が最適なんじゃないかしら。
5度以下にならず、冷えすぎの危険はないわ。
冷蔵室より、高い湿度をキープしてくれるし。
よし、もっと研究しようっと。
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